「空き家問題」について考えてみた

平成27年5月26日に空き家対策特別措置法が完全施行されて

ますます耳にするようになった「空き家問題」。

はたしてどんな問題なのでしょうか?

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皆さんのお住まいの近くに老朽化した空き家があったらどう思いますか?

「倒壊が怖い」

「放火が怖い」

「衛生上の影響が心配」 etc

 

とにかくプラス要素はあまりありませんよね。

 

 

国立社会保障・人口問題研究所の推計では、世帯数のピークは2019年で、

徐々に減少していくと見込まれており、世帯数が減っても同時に家が解体するとは限らず

空き家が残るケースが増えていく見込みです。

その他にも

「介護施設の利用」

「建物があると固定資産税が優遇」

「新築ニーズの高さ」

「解体費用の負担」

「中古物件の価値の低さ」

等が今後、空き家を増やす要因と言われております。これが「空き家問題」です。

 

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では、「空き家問題」の解決策って何なんだろう?

解決方法は色々あると思います。

空き家対策特別措置法も国が考える解決法ですし

空き家を利用したコンバージョンやリノベーションをすることも解決方法のひとつだと思います!

 

 

しかし一番考えなくてはいけないことは・・・

「空き家がその街に愛されるモノに”変身”すること」だと思います。

言い換えると、「より多くの地域の人に愛着を持って接してもらえるモノに変身すること

だと思います。

 

”カタチ”はどんなモノでも構わない気がします。古家をそのまま利用しても良いし

必要であれば空地にすることだってアリだと思います。

 

長々と書いてしまいましたが

「街の人たちに愛されるモノに変身!」

これこそが、空き家問題を考えるとき一番に考えることなのかぁ~と考える今日この頃です。