開発が進む渋谷の街を見て思ったこと

先日、打合せで渋谷に行って来ました。

現在、渋谷では「50年、100年に一度」と言われる規模の再開発が行われています。

img_18201

駅周辺では、5区画に分けて再開発が行われており

オリンピックイヤーの2020年~2027年の間に駅直結のビルが3棟竣工されるそうです。

%e6%b8%8b%e8%b0%b7%e5%b0%86%e6%9d%a5%e5%83%8f

2014年8月29日 日本経済新聞インターネット版より

 

このビルが完成すれば延床面積27万㎡、商業施設面積だけで、7万㎡となり

名実ともに東京のシンボルとなります。楽しみですね!

 

しかしちょっと残念なことがあります、それは・・・

東急東横線の旧渋谷駅が無くなってしまったことです。

 

 

私が渋谷と言われて連想するイメージは

 

「新旧の文化が入り交じわる街」。

 

私が初めて東急東横線の旧渋谷駅を見たのは、30数年前。

当時、既に古いイメージはありましたが(笑)、幼心に「カッコいいなぁ」と思いました。

 

この建物は前回の東京オリンピックが開催された1964年4月に建築家坂倉準三さんが

「渋谷総合計画」の一環で設計されたそうで、乗降客数の増加に対応するために利用者の

動線を考えての設計だったそうです。

%e6%b8%8b%e8%b0%b7%e3%81%8b%e3%81%be%e3%81%bc%e3%81%93%e9%a7%85%e8%88%8e

写真:日経ホームビルダーより

 

新旧文化が交わる街、渋谷。

いつまでも、「新しいモノ」と「古き良きモノ」が交差する街で有り続けて欲しいなぁと

感じた一日でした。