「コレクティブハウス」と「シェアハウス」の違いって何!?

最近よく耳にする「コレクティブハウス」。

一体どんな建物なのでしょうか!?

コレクティブハウスとは、1970年代にスウェーデン・デンマークで生まれ

現在では北米を中心に広まっている暮らし方です。

独立した住居と、みんなで使ういくつかの共有スペースを兼ねそろえた建物だそうです。

生活の一部を仲間と共有化する合理的な住まいということですね!

 

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それでは、シェアハウスとの違いは何でしょうか!?

シェアハウスとは、複数の人達が一つに家に一緒に住む形態で

個室以外を住民同士で共有する暮らし方です。

コレクティブハウスは個々のスペースにトイレ、浴室やキッチンが完備されており

あくまで住まいの延長に共有スペースを持ち合わせているので

シェアハウスに比べて、独立性が高いと言えるでしょう。

 

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家族形態の多様化により、家族や仕事のあり方も変化しつつありますが

今後、更にそのスピードは加速していくと思います。

既成の家族、福祉、住宅概念に囚われることのない生活スタイルが必須に

なっていくのでしょうね。

 

例えば「仕事をしているママがいる世帯」と「老後ゆっくり暮らしたい老夫婦」

が一緒のコレクティブハウスで生活したとしましょう。

抽選で外れて、お子さんが保育園に入れなかったとしても

お子さんを幼稚園に入園させ

老夫婦にお子さんの送り迎えを頼んじゃいましょう!

そして、休日には老夫婦が年を取ったことで自分達で出来なくなった

ことを若い世代の家族が楽しんで手伝う。

「遠くに親戚より近くの他人」と言いますが、まさにそんな暮らしが

今後求められてくるような気がします!

 

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我々、不動産業者も「ハード」の提供から「ソフト」の提供にどんどん

シフトチェンジしていかなくてはいけませんね。